10月16日付のイギリスの新聞、サンデー・タイムズが報じたところによりますと、英下院は、閣僚らが議員との答弁に立つ際、米アップルの多機能端末iPadの使用を可能とすることを下院の投票で決めました。今回は、その内容について紹介したいと思います。
審議中のツイートもOKに
閣僚らは通常、議会で答弁する際に、官僚が作成した資料などを手元に置いています。その紙の資料の代わりに、iPadが使えるようになったということです。早速、iPadを使い始めそうな閣外相らもいるとのことで、同紙は「答えに窮した政治家が分厚い資料を必死にめくる光景は過去のものとなるかも知れない」と伝えています。
しかし、懸念点として、iPadを紛失した場合は機密情報が大量に漏れるため、その場合を考慮した事前の対策が必須になります。

また、答弁におけるiPadの使用とともに、議員が議場にスマートフォンを持ち込むことや、審議中にtwitterに書き込みすることも認められました。審議中のリアルタイムのツイートは、興味深いです。軽はずみな言動への注意や節度は必要ですが、審議中のツイートは、開かれた議会を印象付けるとともに、有権者にも興味を持ってもらえるきっかけになると思います。
サンデー・タイムズが、「分厚い資料を必死にめくる光景は過去のものとなるかも」と伝えているように、利便性や効率を考えたら、当然のことですが、時代の変化を感じます。アップルはこれまでもいろいろな歴史を変えてきたと言われていますが、答弁におけるiPadの使用が様々な国の議会に広がっていけば、これも1つの事例になるかもしれませんね。
中田 雅博
株式会社IDEACLOUDのDeveloperとして、ソーシャルメディアと連携したWEB制作をはじめ、iPhone,Andoridアプリ企画・開発を担当。しこたま好きなものは抹茶、カレー、映画。








